夢だった109の店員

私がまだ中学生の頃のことです。その頃はギャル時代で、どの雑誌を見てもルーズソックスに金髪の女子高生ヤマンバがいた時代です。
私もギャルに少しでも近づきたくて、ルーズソックスを履いて髪も染めて渋谷をよく歩いていた時がありました。
中でも渋谷109は、当時の女子高生の中で憧れの場所でカリスマ店員に憧れていた人も多いと思いますが私もその1人。
雑誌にメインに出てくるのは、モデルではなくてショップ店員たち。本当にどの人もモデルさん並みに綺麗で細くて憧れました。
憧れで止まらなかった私は、高校卒業してからすぐに109の店員になりたくてアルバイトで働くようになりました。
今のアパレルを始めたキッカケが109店員さんたちで、働き始めたのも109でした。働いている最中にも、買いに来てくれる高校生を見ながら私もこの子たちがアパレルに憧れて109で働くキッカケに繋がればいいのになっていつも仕事中に思っていました。
今は109で働いてはいないですが、すごく思い出のある場所です。